社会、消費者に向けて良好な建築環境を提供する義務のある建築士は、現在様々な分野で活躍し、その業務も多様に専門分化しています。建築士は、建築士業務の専門分化という時代の現実を真摯に受け止めるならば、少なくとも自らの責任を果たす専門業務領域とその能力を消費者や社会に明示する責任があります。そこで、社団法人大阪府建築士会は「建築士の専攻領域(専門分野)を認定・登録し社会に明示する制度」として「専攻建築士制度」を全国に先行して、平成15年度より実施しております。「専攻建築士の審査」は、「大阪府建築士会」及び「日本建築士会連合会」の自主制度としての、「専攻建築士制度規約」に基づき行われます。