建築士の会 みしま野
みしま野 幹事:神保 勲
立命館大学大阪いばらきキャンパス見学会開催!
公益社団法人大阪府建築士会には様々な委員会組織が有りますが、中でも地域と密着した体制造りを目指しているのが、社会貢献委員会の中にある地域分科会です。地域分科会は各地域の利便性を向上させるために、或いは各地域活動の活性化を図るために便宜上、大阪府内を12地域に分けています。中には活発な地域活動を展開している地域もあれば、幹事と呼ばれる地域の牽引役が不足したり、幹事の新陳代謝が機能不全に陥ったりすることで、活動が活発ではない様に見えている地域もありますが、皆さん色々と工夫されて、派手さは無いものの地道な活動を展開しているところです。建築士会の会員の皆様方に於かれましては、活発な地域は、より活性化する様に応援して頂き、地道に活動している地域は静かに見守りながらも応援してくださいます様にお願いします。
さて「建築士の会 みしま野」も活発に活動しているとは言い辛い地域の一端ではありますが、「建築士の会 北河内」と連携しつつ地道に活動しています。3月9日には「みしま野」「北河内」「北摂」が提携して立命館大学大阪いばらきキャンパスの見学会を開催します。
立命館大学は関関同立と言われる様に、関西大学、関西学院大学、同志社大学と共に、大阪或いは関西、近畿圏の人たちには、お馴染みの大学です。立命館大学の本部は京都・西ノ京朱雀町にありますが、その他に京都・衣笠や滋賀県草津にもキャンパスがあり、2年前の4月に大阪いばらきキャンパスが開校しました。
大学のキャンパスと言えばオープンキャンパスや学園祭等の催し物がありますから、比較的オープンな印象もありますが、一方で、敷地の正面には大きな門があったり、周囲には高い塀が巡っていたりすることで、閉鎖的なイメージも付き纏い、校舎は敷地の奥深くに建ち、周辺の道路からは見え難い場合が多いと思います。ところが立命館大学大阪いばらきキャンパスは、周辺道路から校舎が一望でき、周囲には門や塀が見当たらず、茨木市の子供広場や防災公園、カフェやレストランが併設され、更に日本で初めて商工会議所がキャンパス内に設置されて、大きな集会場も併設されています。
立命館大学大阪いばらきキャンパスは、まさに「産官学」が一体になった、地域に対してオープンなキャンパスとなっており、それらのゾーニングなど、ハード面、ソフト面での住み分け方などが気になる処です。また防災公園の非常時、平常時の使い方や在り方についても興味のある処です。今回、立命館大学の学生さん達による案内をお願いしております。どの様な内容の案内になるのか判らないですが、オープンなキャンパス、地域コミュニティを巻き込んだキャンパス、赤ちゃんからお年寄りまで老若男女の区別なく利用できるキャンパス、地域の社会貢献を目指したキャンパス、地域の企業も利用できるキャンパスと色々な魅力に満ちたキャンパスを垣間見ることができるチャンスです。メルマガが発行されるタイミングと見学会のタイミングには、あまり時間差がありませんが、一読された賢明なる読者の皆様方!見学会にご参加の程、何卒宜しくお願い致します。
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