大阪府知事賞
内デッキのある家−ついの棲家−
| 設計者 | 長谷川 総一 (長谷川設計事務所) |
|---|---|
| 建築主 | 山内 淳 |
| 施工者 | 株式会社市川工務店 |
| 建築位置 | 藤井寺市 |
| 竣工年月 | 2015年5月 |
| 建物用途 | 戸建住宅 |
| 構造・規模 | W造 |
| 階 数 | 1階 |
| 敷地面積 | 320.23㎡ |
| 建築面積 | 99.90㎡ |
| 延床面積 | 86.24㎡ |
| 写 真 | 市川 かおり |
【審査講評】
生垣越しに見える長く美しい軒が、さりげなく端正な姿をアピールしている。隣に建つ二世帯住宅から独立させた高齢のご夫婦のための住まいである。南北の外部デッキとこれをつなぐ幅2.7 mの内デッキが、旧住宅との連絡、車椅子でのアプローチ、庭いじりや訪れる人とのコミュニケーションを可能にしている。隣居、バリアフリー、生きがい等、高齢者の住まいをめぐる多様な課題に対し、調和した解答を鮮やかに示した住宅である。
(審査委員 越智正一)
【設計者プロフィル】
長谷川 総一
長谷川 総一
| 1956年生まれ | |
|---|---|
| 1979年3月 | 京都工芸繊維大学工芸学部住環境学科卒業 |
| 1979年4月 | マツダ店舗設計研究所入所 |
| 1981年10月 | レンゴオ設計事務所入所 |
| 1985年4月 | ㈱アトリエフルタ建築研究所入所 |
| 1992年8月 | 長谷川設計事務所開設 現在に至る |
【主な建築作品と受賞歴】
| 1992年 | 21世紀KOBEの住まいコンクール優秀作品賞 | |
| 2007年 | 第10回日本木青連木材活用コンクール木材青壮年連合会会長賞 | |
| 2011年 | 平成23年度日事連建築賞奨励賞 | |
| 2011年 | 大阪ガス住宅設計アワード2011最優秀賞 | |
| 2014年 | 第二回吉田桂二賞入賞 |
受賞作品紹介
| 賞 | 受賞 | 設計者 |
|---|---|---|
| 大阪府知事賞 | 内デッキのある家−ついの棲家− | 長谷川 総一(長谷川設計事務所) |
| 同志社京田辺会堂 | 柏木 由人(ファセット・スタジオ・ジャパン一級建築士事務所) | |
| 大塚グループ大阪本社 大阪ビル | 若林 亮(株式会社日建設計) | |
| 千本の家 | 矢田 朝士(ATELIER-ASH) | |
| 特別賞 | 竹中大工道具館 新館 | 小幡 剛也 須賀 定邦 ※中西 正佳(株式会社竹中工務店) ※2015 年竹中工務店設計部退社、 現在 中西正佳建築設計事務所 |
| 渡辺節賞 | 元斜面の家 | 畑 友洋(畑 友洋建築設計事務所) |

